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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、英国スコットランド子会社バスクテック社の本社工場の生産設備を拡充します。クリーンルーム増設、滅菌設備更新、レイアウト刷新などにより、高付加価値製品を増産し、中長期的な収益改善を図ります。投資額は約50億円で、2018年4月から2021年まで、既存の生産を継続しながら順次拡充をします。

 テルモ心臓血管カンパニーの血管事業は、バスクテック社と2017年3月にテルモグループに加入したボルトン・メディカル社を中心に、人工血管とステントグラフトを展開しています。世界的に高い市場シェアを持つ外科用人工血管が成長を安定的に支える一方、オープンステントグラフト「ソラフレックス ハイブリッド」やボルトン社の胸部ステントグラフトなどが成長を牽引しています。

 このたびの投資で、オープンステントグラフトの増産と生産現場の改善を進め、さらなる成長を目指します。

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増産予定のオープンステントグラフト「ソラフレックス ハイブリッド」

欧州を中心に世界約30カ国で販売されており、

胸部大動脈に起こる瘤や解離の治療に使用される

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。