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 明けましておめでとうございます。

 新年の始まりにあたり、グローバル化と反グローバル化の動きについて話します。

 2016年は単純なグローバル化に反発が出た年でした。イギリスのEU離脱、米国大統領選のトランプ氏勝利などは、グローバル化の進展に対する反動が1つの原動力となった動きです。一方で、企業活動においてはグローバル化が加速しており、その動きに合わせた経営戦略が必要不可欠です。

 昨年12月12日に発表し、本年4月から始まるテルモの中長期成長戦略では「日本発のグローバル企業」というキーワードを掲げました。

 テルモは、品質へのこだわりなどの日本らしさが世界に認められてここまで成長してきました。これからも海外売上比率は大きくなり、グローバル化が進みます。グローバル化による多様性と日本で生まれた企業であるというアイデンティティの両方を大切にすることが、テルモの成長として重要な要素だと思います。皆さんも自身の業務の中でも、「日本発のグローバル企業」として成長するには何が必要かをよく議論することが重要です。

 また、4月からは、三村会長と佐藤社長の新経営体制に移行します。

 リオデジャネイロ五輪で活躍した陸上男子400メートルリレー選手のように、私たち経営陣も流れるようなバトンパスに努めます。2017年がテルモの飛躍に向けて確かな年になるように、皆さんにも新経営体制と共に走り抜けることを期待しています。

(参考)年賀式概要

 日時:2017年1月10日(火)9:00~9:30

 会場:テルモ東京オフィス(東京都新宿区)

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    会場から国内各事業所に中継で開催。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。