Move to topTop

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、腕を通してボタンを押すだけで簡単に正しく測定できる「テルモ電子血圧計P2020(ペットネーム:アームイン血圧計)」を10月にリニューアルし、新発売いたします。

 高血圧の治療を受けている患者さんは家庭で血圧を日々測定することが求められる一方、ガイドライン*1で推奨されている上腕式血圧計を使用している方の半数以上が「腕帯の巻きにくさ」などで使いにくさを感じています。*2

 アームイン血圧計は、腕挿入式の上腕血圧計として2001年から販売され、腕帯を巻かずに測定ができる使いやすさ、医師や看護師と同じく血管音を聴いて測定する方式、コンパクトさなどの特長があります。

 このたび、従来の特長をそのままに、お客様の声を反映し、文字を見やすく大きくするなど、各種仕様を改善いたしました。さらにデータ通信機能付きタイプを品揃えに追加いたしました。テルモネット通販や全国の調剤薬局・ドラッグストアで販売し、2017年度の売上目標は約3億円です。

  • 200x202.jpg

    アームイン血圧計(データ通信機能付き)

  • 300x212.jpg

データ通信機能付きタイプ(テルモ電子血圧計P2020DZ)

 今回追加されたデータ通信機能付きタイプのアームイン血圧計は、「HRジョイント」シリーズとして、テルモがホームページで提供するパソコン用無料ソフトウェア「スマイルデータビジョン パーソナル2」(ダウンロードURL: http://hrj.terumo.co.jp/)へのデータ送信ができます。*3「スマイルデータビジョン パーソナル2」では、血圧はもちろん血糖値や体重、活動量などを併せて管理することができます。

 患者さんに最も身近な医療提供施設として、薬局による地域住民への健康支援・相談対応が広がっています。テルモは、このような製品を提供していくことで「かかりつけ薬局」機能のサポートを目指します。

製品仕様

販売名: テルモ電子血圧計P2020

希望小売価格: オープン価格

外形採寸: 幅170mm×奥行177mm×高さ229mm

医療機器認証番号: 228AHBZX00015000

コード番号: ES-P2020DZ(通信機能付き)、ES-P2020ZZ(通信機能なし)

通信機能付きバイタルサイン測定機器シリーズ「HRジョイント」

200x242.jpg

 テルモは、NFCリーダー/ライターにタッチするだけで、体温、血圧、血糖値などの測定データを電子カルテなどに自動送信することができる、通信機能付きバイタルサイン測定機器シリーズ「HRジョイント」の販売をしています。このシリーズは、病棟、外来、地域医療、在宅医療などの多様な医療現場と患者さんのニーズに合わせて活用されています。

お問い合わせ窓口:テルモ・コールセンター

 電話番号: 0120-008-178 (9:00~17:00、土・日・祝日を除く)

  • ※1

     日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014

  • ※2

     テルモ調べ。腕帯巻きつけ型の上腕式血圧計を所有し、3カ月以内に血圧計の購入を考えている50代以上へのWeb調査(2016年4月、n=104)

  • ※3

     アームイン血圧計の通信機能に対応した「スマイルデータビジョン パーソナル2」は、10月11日からダウンロード可能になる予定です。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。