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テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、心停止時の緊急心肺蘇生などに使われるPCPSシステム*の体外循環装置用遠心ポンプ駆動装置「キャピオックス遠心ポンプコントローラー SP-200」(通称NEO)を本日から、全国の医療機関向けに販売を開始しました。

1994年から販売していた従来機と比べ、大画面タッチパネルの採用、重量を4割削減、流量センサーに専用コネクタを不要とするなど、視認性と操作性に優れています。希望小売価格はシステムで12,400,000円(税別)からです。

  • *PCPSシステム(Percutaneous CardioPulmonary Support [経皮的心肺補助]システム)

  • 心停止時の緊急心肺蘇生や、重症心不全に対する一時的な循環補助で使用される医療機器。遠心ポンプと人工肺を含む血液回路キット、送脱血カニューレ、駆動装置などからなり、心臓と肺の機能を代行し全身の血液循環を補助します。

操作性と視認性を改善

大画面のタッチパネルを採用し、操作性と視認性を向上

コントローラー本体は従来機の14kgから8kgに重量を4割削減

流量センサーはトランジットタイム方式を採用。従来の専用コネクタは不要

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患者さんの安全性に配慮。循環状態の変化を見守る機能も追加

警報・警告機能:血液回路内の気泡の検出、流量、圧力、温度の変化に対応

ヒストリ機能:流量や圧力、イベントの履歴が確認でき、USBメモリに出力可能

キーロック機能:意図せずパネルやツマミを触っても反応しないよう設定可能

一般的名称:体外循環装置用遠心ポンプ駆動装置

販売名:キャピオックス遠心ポンプコントローラーSP-200

医療機器承認番号:22600BZX00483

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。