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テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、乳がん知識を深める冊子「乳がん検診と診断 知っておきたいこと」を作成し、女性社員、配偶者向けにテルモ健康保険組合と共同で配布しました。来年度からは健康保険組合による乳がん検診の受診補助を従来のマンモグラフィ、超音波検査に加え、MRI検査にも拡大します。これら受診促進活動で、来年度に乳がん検診受診率を60%から80%に引き上げることを目標にしています。

乳がん検診受診率80%を目指して

テルモ社員の定期健診受診率は100%を達成、衛生管理室から有所見者へのフォローにより再検査受診率も80%という高水準を維持しています。また、任意のがん検診にも力を入れており、胃がん、大腸がんでは受診率80%と高い水準です。一方で、乳がん検診では、女性社員比率が高まる中、社員および被扶養配偶者に受診案内をしてきましたが、「必要性が分からない」「検査時に痛みを伴う」等の理由から他のがん検診に比べ受診率向上につながりませんでした。

テルモでは、NPO法人乳がん画像診断ネットワーク(所在地:東京都中央区 代表:戸﨑光宏医師)と共同で、乳がん検診の啓発冊子を作成、人事部とダイバーシティ推進室、健康保険組合が中心となり、乳がん啓発のピンクリボン月間の10月に配布を開始しました。配布後のアンケートでは「冊子のような詳しい説明があると、納得してから受診できる」「受診の重要性が理解できた」「家族に見せたい」などコメントが多数寄せられました。

乳がん検診の補助をMRI検査まで拡大

テルモは来年度より、健康保険組合による乳がん検診の補助をMRI検査にも拡大する方針です。「乳がん検診でのMRI検査は日本ではまだ珍しく、施設も限られていますが、感度(病変の発見率)が高く、乳腺濃度が高い人の診断や乳がんや卵巣がんの家族歴がある「ハイリスク女性」の早期発見、手術前検査などに有効と言われています。」(戸﨑光宏医師)

テルモの健康増進経営とは

テルモは健康保険組合と連携し、「コラボヘルス」を積極的に推進しています。通常の検診受診促進のほか、若手社員向けメタボリック指導プログラム、Webを活用したウォーキングラリーなど、社員と家族のニーズも組み入れた健康増進経営を行っています。当社は社員の健康意識を高めながら、社員が健康で働ける環境を整えることで、医療のリーディングカンパニーとしての持続的成長を実現し、増加する国民医療費の負担軽減にも貢献すべく、健康増進経営をさらに深化させていきます。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。