News release
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、医療技術の開発や医療従事者向けトレーニング支援などを目的に2002年10月に設立した「テルモメディカルプラネックス」(神奈川県中井町)の来訪者がこのたび10万人を突破したのでお知らせします。
医療従事者の手技トレーニング、医療機器開発やディスカッションの場として
テルモメディカルプラネックスは、医療現場と同様の手術室やカテーテル室、模擬病室を有する総合医療トレーニング施設です。弊社製品の使用方法および使用手技の習熟のみならず、医師、看護師など医療従事者の技術向上の支援、顧客ニーズを取り入れた製品開発を進めるための環境・機能を整備しています。また、世界各国の医療関係者、政府関係者が訪れ、日本の技術をアピールする場としても活用されています。
メーカーとして、研修提供を通じた医療の質向上への取り組み
テルモは医療機器を開発・販売するだけでなく、医療の質向上に貢献すべく、医療従事者へ必要な情報・技術習得の機会を提供しています。これまで、製品を適正に使用するためのトレーニングや医療の質・安全に貢献するような医療シミュレーション研修など、現場のニーズや課題に対応したプログラムと研修機会を提供してきました。2007年2月に開業した第2期棟「テルモメディカルプラネックスイースト」では病棟、在宅医療の環境を増設し、プログラムの充実を図っています。
【参考】同施設の名称である「プラネックス(Pranex)」は、医療関係者が行う「医療手技の実践・実習」を意味する「Practice」と、研究開発センターの別館を表す「Annex」をあわせた造語で、同施設設立の目的を表現しています。 なお、同施設の紹介映像を当社Webサイトでご覧になれます。
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。