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テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、患者さんの体温や血圧、血糖、血中酸素飽和度などの値を、電子カルテなどに自動送信ができる通信機能付バイタルサイン測定機器シリーズ「HRジョイント※1」に医用電子血圧計「エレマーノ血圧計」を追加し、この度、医療機関向けに販売を開始しました。 「HRジョイント」は、機器をNFC※2リーダーにかざすだけで、測定データを電子カルテなどに自動送信することができる測定機器シリーズです。病棟では、1日に数回、患者さんの体温や血圧などを測定し、多くは看護師が手作業でカルテへ記入しています。このような医療現場での入力作業の効率化や、転記ミスの低減、タイムリーなデータ共有が実現できます。

今回エレマーノ血圧計をHRジョイントに加えることで、体温計、血圧計、パルスオキシメータ、血糖測定器の4分野、計7機種のラインアップとなります。

HRジョイントシリーズでのエレマーノ血圧計の14年度の売上目標は、3億円です。

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、医療現場の効率化によって医療の質の向上に貢献できる商品やサービスの提供に努めてまいります。

  • ※1

    HRジョイントのHRは、Health Recordの頭文字です。

  • ※2

    NFC (Near Field Communication):近距離無線通信技術の国際標準規格

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    HRジョイント

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    測定値をNFCリーダーに自動送信「エレマーノ血圧計」

医用電子血圧計 「エレマーノ血圧計」

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<特長>

・確実に測定するためテルモ独自のダブルカフ方式を採用

ダブルカフ方式は、阻血専用の大カフと脈波検出専用の小カフの2つのカフを採用することで、脈波の減衰を小さくし、血圧値の測定ごとのばらつきを抑える技術です。

これにより、低血圧の患者さんや脈の弱い患者さんの血圧測定も可能です。

・手動加圧方式で片手操作が可能

販売名:テルモ電子血圧計H55  医療機器認証番号:21400BZZ00037 特定保守管理医療機器

エレマーノ血圧計はテルモ電子血圧計H55のペットネームです。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。