令和3年度関東地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞

2021年10月29日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、クローズド輸液システムに関する発明(以下、本発明)について、公益社団法人発明協会(所在地:東京都港区、会長:野間口 有)が主催する「令和3年度関東地方発明表彰」の「発明奨励賞」を受賞したことをお知らせします。このたびの表彰は、薬剤を投与する医療機器の接続部における特徴が評価されました。

 医療現場では、入院や手術時に薬剤を連続的に投与する輸液(点滴)を行いながら患者さんの体調を管理します。クローズド輸液システムは、輸液バックや薬剤の入った注射器などを接続し、薬剤を投与する際に使用します。点滴ルートの中に細菌や空気が混入することを防ぎながら、1本の点滴ルートに対して複数の薬剤の投与を行うことが可能です。

 本発明は、クローズド輸液システムの注入口(混注部)に薬液滞留をなくすために開発した新構造に関するものです。普段は閉じている注入口に注射器などを接続することで、弁体が開口し、薬剤を投与することができます。弁体内部は空洞がない独自の仕様にすることで、薬剤の滞留が少なくなり、また、接続する際の専用アダプターが不要になっています。特に、集中治療中や小児の患者さんは体内に入る薬剤を微かな量でコントロールする必要があり、接続部に残る薬剤も考慮することがあります。このたびの、発明により、安全かつ効率のよい点滴治療への貢献を目指しています。

 テルモはこれからも、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、人々の健康といのちを支える価値ある製品やサービスを届けてまいります。

地方発明表彰について

地方発明表彰は、優れた発明、考案、または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰することを目的として1921年に開始された表彰事業です。全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて実施しています。

受賞者


テルモ株式会社  ホスピタルカンパニー医療器グループ R&D部門 上田 泰央
テルモ株式会社  ホスピタルカンパニー医療器グループ R&D部門 図師 泰伸

関連リンク

公益社団法人発明協会
http://koueki.jiii.or.jp/ 

プレスリリース:テルモ、閉鎖式輸液システム「シュアプラグAD」シリーズを発売

https://www.terumo.co.jp/pressrelease/detail/20140717/805/index.html


プレスリリース:テルモ、日本初の接続部外れ防止機構付きの輸液システムを発売

https://www.terumo.co.jp/pressrelease/detail/20200616/1095/index.html 

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