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テルモメディカルプラネックス

新たな医療技術の創造と普及を目指して設立された施設。病院や居宅と同等の医療環境を再現した空間で、医療従事者の実践的なトレーニングや、製品開発のための医療従事者とのコラボレーションを行っている。 このコンテンツでは、メディカルプラネックスの6つのゾーンをテルモのアソシエイト(社員)がどのように活かし、医療に新しい価値を生み出しているのか。 その仕事を見てみよう。

ホスピタルスタジオ

Hospital Studio

ホスピタルスタジオ

手術室からICU(集中治療室)・病棟・ナースステーションまで、一般の病院機能を再現したホスピタルスタジオ。臨床現場を再現したリアルな環境の中で、医療事故のリスク分析や、より効率的なチーム医療のあり方など、医療に対する新しいソリューションの開発・提供を行っている。

  • CASE STUDY

    企画営業職編

    テルモはお客様である医師や看護師、薬剤師など、時には医療スタッフのチーム全体をこの施設に招いてトレーニングの機会を提供している。テルモのMRは研修プログラムのプランニングへの関わりを通して、普段病院で行っている医療行為を再現し、一連の行為に潜む医療事故のリスクやムダな動き、効果的なチームの連携について医療現場の課題を探り出す。
    医療事故は独立した個々の医療行為から発生するものばかりではなく、連続した医療行為の中で様々な要因が複合的に絡み合って発生している。ガイドラインに基づいたルール学習だけではなく、突発的なトラブルや心理的なプレッシャーが組み込まれたシナリオに基づいて研修を行うことにより、製品だけでなく「安全」と「効率」という新たな価値の提供につながるビジネスモデルの提案を目指している。

  • CASE STUDY

    開発技術職編

    製品開発を進める中で、実際に病院で使われた時に使い勝手が良いのか、製品が使われる前後のプロセスまでも含めた実践的な医療の流れの中においてみた時に、本当に病院に求められている製品なのかを確認・検証するために、ホスピタルスタジオが使用されている。
    また、テルモメディカルプラネックスを訪れる多くの医療従事者の方々に、リアルな医療環境下で、人形やシミュレータを用いて、開発中のモデルの使用感や医療現場の実際の感想や意見を聞いている。
    その結果、実際に発売された際に、医療現場で本当に求められている使いやすさ、作業効率を提供できる製品開発につながっている。

シミュレータゾーンシミュレータゾーン

Simulator Zone

シミュレータゾーン

目的は同じでも、時にはメーカーにより、使い方が異なる医療機器。安全で安心な医療の提供には医療従事者のトレーニングが欠かせない。シミュレータゾーンでは様々な治療や検査のシミュレータを配備し、一人ひとりのスキルアップにつなげている。

  • CASE STUDY

    シミュレーション教育のコンセプトは理論と実践の間にシミュレーションというpath wayを設け、失敗の許されない医療現場で安全性を高めること。
    ここシミュレータゾーンには心臓血管のカテーテル治療をはじめ、様々なシミュレータを準備し、本番さながらの治療を体験することができる。
    医療従事者へのトレーニングは勿論、製品を普及するMR自身が実際に製品の使用方法や使用感覚を身に付け、医師への説明スキルを磨くことも行っている。

人間工学ラボ

Art of Medical Engineering

人間工学ラボ

在宅で行う医療は医師や看護師ではなく、患者自身またはその介護者家族が行うため、医療機器には病院以上に使いやすさや安全性が求められる。ここ人間工学ラボでは、住まいを再現した空間の中で、在宅医療に関する様々な検証や学習支援を行っている。

  • CASE STUDY

    企画営業職編

    在宅医療を始めるにあたっては、医師・看護師による患者へのきめ細かな指導が欠かせない。ここ人間工学ラボでは、医師や看護師らに対して指導方法についての実践的な研修が行われている。実際の使用環境を再現した事で、在宅ならではの注意点や起こしやすい間違い、患者の認識のズレなどを検証に基づいて伝えることができる等、生活の現場に則した情報を伝えることを可能にし、在宅医療の安全性を高めることにつなげている。
    テルモのMRは、お客様である病院の医師や看護師にこうした研修の機会をコーディネイトし、「在宅医療の指導者」の学習支援をする一方で、その成果を製品の普及につなげている。

  • CASE STUDY

    開発技術職編

    在宅医療で使用される医療機器は、病院以上に安全性や使いやすさが求められる。体力の落ちた高齢者や、糖尿病により視界や視力が衰えた患者さんやその家族にとって使いやすく安全な製品を開発する。その為には人間工学の手法を用いて、行動や心理を目に見えるようにすることが欠かせない。
    ここ人間工学ラボでは、開発技術職自身が、高齢者体験できるキットを身に付け、実際に医療機器を操作する人の立場に立った製品の開発検証や取り扱い説明書の作成等にも活用している。
    人間の行動や心理・科学の医療への応用が、医療の新たなあり方を提案することができる。

エキシビジョンゾーン(展示室)

Exhibition Zone

エキシビジョンゾーン(展示室)

ここでは、一世紀に亘るテルモの取り組みを製品と映像で紹介している。

  • CASE STUDY

    企画営業職編

    展示室では、トレーニングにお越しいただいた医療従事者の方や重要なお客様に対し、テルモの歴史から4万を超える製品のラインアップ、品質に対するこだわりを知っていただくことができる。
    テルモ全体のブランドを理解いただくための、最適な場所である。

  • CASE STUDY

    開発技術職編

    例えば、血管の内側から狭心症等の治療をするために使用するカテーテル治療。使用される製品は様々なラインアップを揃えている。ここでは、製品や映像を使い、自分たちが進めてきた開発や品質の高さを詳しく具体的に説明することができる。
    また、医師と開発者が共同で理想の製品を生み出すきっかけにもなっている。
    企業単独で製品を開発するのではなく、実際の医療現場の声を聞きながら製品開発を行うことが、より安全で精度の高い医療を実現している。

手術室・カテーテル室 手術室・カテーテル室

Practice Zone

手術室・カテーテル室

新しい医療技術の習得と普及に欠かせないトライアル&トレーニング。最先端の設備を備えた手術室やX線造影室では、心臓血管領域の治療に携わる医師に製品を安全に使用いただくためのトレーニングを行うと共に、さまざまな製品開発のための情報交換や検証が行われている。

  • CASE STUDY

    企画営業職編

    放置すると脳内出血の危険のある「脳動脈瘤」は脳の血管にこぶが形成されたものを言う。従来は頭蓋骨を開ける外科的な手術が主流であったが、テルモは今、カテーテルを用いた「動脈コイル塞栓術」治療方法の普及に努めている。カテーテルを用いて血管の内側から治療を行うため、患者さんの負担が小さく、高齢者への施術も可能となる。米国では普及の進むこの手法が、日本ではまだまだ普及していない。神経が複雑に絡み合った脳の血管にカテーテルを到達させ、傷つけず血管の内側から手術する為に熟練の腕を必要とすることがその一因だ。ここカテーテル室では、実際の手術現場を再現し、人工的に作製した病変モデルやシミュレータを使って治療のトレーニングを行う場を提供している。
    テルモのMRは、新しい医療の普及に努める指導者の医師と若手医師との技術交流を企画し、研修プログラムのプランニングを通じて、この新しい医療技術の向上と普及に努めている。

研修室

Communication Zone

研修室

テルモメディカルプラネックスはテルモと医療従事者が出会い、コミュニケーションを深める場でもある。施設内には少人数用のミーティングルームから最大132人が着席可能な大研修室までを配備し、様々な研修やシステム提案、技術ディスカッションが行われている。

  • CASE STUDY

    テルモメディカルプラネックスの研修室は、施設内外からの映像をつなげることができ、熟達した専門医による治療や解説をリアルタイムで見学したり、講義やディスカッションを行いながら学ぶことを可能にしている。テルモのMRは熟練の医師をテルモメディカルプラネックスに招き、他の施設の医師との技術交流の場をアレンジし、開発技術者は医師との技術ディスカッションの中から新しい医療技術の開発につなげるなどしている。また、医療現場の課題について、院内各種委員会などが病院を飛び出して、例えば多職種で連携する場を提供している。テルモのMRや技術者は、製品が使われている臨床現場の実際を深く理解することで医療ニーズを探索することができる。一人ひとりの医療従事者がテルモを通じてつながりを作り、新たな技術の開発や普及につながっている。
    まさしく、テルモメディカルプラネックスは、テルモの企業理念である「医療を通じて社会に貢献する」場として、多くの医療従事者や社員に利用されている。

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