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プレスリリース 2019

2019年01月08日

世界最大市場の米国で初 テルモの脳動脈瘤治療用の袋状塞栓デバイス「WEB」が承認
新たな治療法として展開

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、脳動脈瘤治療に用いる袋状の塞栓デバイス「WEB」(ウェブ)が、米国で販売承認を取得したことをお知らせいたします。WEBは、袋状の塞栓デバイスとしては、米国で最初の製品として承認されました。脳動脈瘤に対する新たな治療法として、2019年度の販売開始を予定しています。
 WEBが使用される脳動脈瘤とは、血管が盛り上がって瘤(コブ)のようになったもので、破裂すると、脳卒中の一種であるくも膜下出血を起こします。脳動脈瘤の治療は、コブへの血流を遮断する方法がとられます。その治療法には大きく分けて、開頭手術と血管内治療の2種類があります。血管内治療は、脚の付け根などの血管から挿入したカテーテルを通して行われ、現在は、柔らかい金属でできたコイルを脳動脈瘤内に詰めるコイル塞栓術が主流です。
 WEBは、脳動脈瘤の血管内治療で使用されます。ニッケルチタン製の形状記憶合金が細かい網目の袋状になっており、カテーテルで脳の患部に到達させ、コブの中で広げて、血液が流れ込むのを遮断する仕組みです。米国で実施した治験で、その有効性と安全性が評価され、脳動脈瘤の35%を占めながらも、従来のコイルなどでは治療が難しいとされる血管分岐部にコブがある症例が適用範囲とされました。欧州では2010年に発売されており、世界で6000例以上の使用実績があります。
 脳動脈瘤や脳梗塞治療などを含む脳血管内治療の市場は、毎年2桁成長を続けており、2022年には世界で40億ドルの規模が見込まれています。成長が持続するこの領域で米国は最大市場であり、WEBが米国で初めて承認されたことで、既にテルモが販売しているコイルとの相乗効果で、脳血管内治療領域での一層のプレゼンス向上が期待されます。

WEB袋状脳動脈瘤塞栓デバイス「WEB」

WEB留置WEBの脳動脈瘤内への留置イメージ図

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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