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プレスリリース 2018

2018年11月12日

テルモと京都大学、共同研究を開始
IoT対応ポンプを用いた薬剤投与ワークフロー確立を目指す

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)と国立大学法人京都大学は、IoT対応ポンプを使った薬剤投与ワークフローに関する共同研究を開始しました。両者は本研究を通じて、安全性が高く、医療現場に即した手順とこれを実現する情報システムの確立を目指します。研究期間は、2018年10月から2019年3月までです。この研究結果を生かして、テルモは2020年度発売を目指してスマートポンプの改良に取り組んでまいります。

 テルモは国内で唯一、IoTに対応した輸液システム「スマートインフュージョンシステム」(スマートポンプ)を販売しています。スマートポンプは、薬剤量の設定間違い防止に役立つ薬剤ライブラリ機能、業務効率化につながる病院内IT連携機能などの特徴を備えています。
 一方、京都大学医学部附属病院は、医療業務の効率性・安全性の向上を目指した病院情報システムへのIoT導入を積極的に進め、IoTの臨床応用に関する知見を多く有しています。
 本研究では、注射器に貼り付けられたICタグをポンプが読み取り、自動的に薬剤名などが設定されます。医療機関で発生するインシデントのうち、約2割が薬剤取り違えや投与速度設定ミスなどの薬剤投与に関するものです。ポンプの投与設定を自動化することで、安全性の向上が期待されます。また、京都大学医学部附属病院で本研究を実施することで、医療現場で使いやすいワークフローの検証を行うことができます。

 テルモは輸液セット、輸液ポンプ、注射器、留置針、輸液剤など、薬剤投与に関する製品を幅広く展開しています。本研究を通じて、今後も医療現場の安全性と効率性への貢献を目指します。

スマートポンプ本研究に使用するスマートポンプ

※公益財団法人日本医療機能評価機構「医療事故情報収集等事業」2017年データによると、1,215施設における17,834件のインシデントのうち、投与に関するものは2,983件。
http://www.med-safe.jp/contents/report/html/StatisticsMenu.html

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