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プレスリリース 2018

2018年06月20日

日本企業で初めて テルモ、下肢用の薬剤塗布バルーンカテーテル「Kanshas」のCE認証取得
欧州で9月に発売

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、下肢の末梢動脈疾患の治療に使用する薬剤塗布バルーンカテーテル(DCB)「Kanshas」(カンシャス)が、日本企業として初めてCEマーク認証を取得したことを、お知らせいたします。今後、欧州で9月に、中南米とアジアにおいても、順次、発売いたします。また、欧州での市場シェアは10%を目指します。

KanshasKanshasイメージ図

 末梢動脈疾患は、脚の動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなる病気で、高齢化や生活習慣病などにともない近年増加しています。この治療法として、病変部の狭くなった血管を、直径1~2mm程度のカテーテルという医療用細管の先端につけたバルーン(風船)で押し広げる方法があり、患者さんの身体的負担が少ないことから、各国で普及しています。
 薬剤塗布バルーンカテーテルは、バルーンの外周に細胞増殖を抑える薬剤をコーティングした医療機器です。バルーンを拡張した際に薬剤が血管壁に接触し、その薬剤が血管組織に移行することで、再狭窄の抑制が期待されています。

Kanshasの特徴

・テルモ独自の薬剤コート技術Unicoat (ユニコート)を採用
 塗布した薬剤はバルーンが病変部に到着するまで脱落しづらく、かつバルーンの拡張時には速やかに血管組織に移行するように設計されたテルモ独自の均一微細結晶コーティングによって、より高い治療効果が期待できます。

・ロングバルーンの製品ラインアップ
 最長200mmのロングバルーンを取り揃えることで、下肢に多い長い病変部にも対応できます。

 テルモは、グローバルで末梢血管領域の拡大を図っており、製品のフルライン化を推進しています。Kanshasの販売もその一環で、今後も血管内治療分野の医療に貢献してまいります。


※CEマーク認証は適用されるEU指令(EU:欧州連合)の要件を当該製品が満たしていることを示すもので、医療機器を欧州で販売するためにはCEマーク認証を取得する必要があります。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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