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プレスリリース 2018

2018年04月25日

テルモの薬剤溶出型ステント「Ultimaster Tansei」、CE認証取得
5月に欧州で発売

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび薬剤溶出型冠動脈ステント(DES)「Ultimaster Tansei」(アルチマスター タンセイ)が、CEマーク認証※1を取得したことを、お知らせいたします。今後、欧州で5月に販売を開始いたします。また、日本では、1月24日に品種追加の製造販売承認※2を取得しており、2018年度下期の発売を予定しています。
 Ultimaster Tanseiは、2014年に発売したDES「Ultimaster」のステント、薬剤、ポリマー、コーティング方法は継承しつつ、複雑な病変にも届きやすいように先端とシャフトを改良した製品です。先端は柔軟な素材を使用しながら耐久性の高い構造に、シャフトは強く押すことができ、かつ折れにくい設計を施し、使い勝手と通過性の向上を目指しました。
 また、豊富なサイズ展開で、治療の選択肢を広げます。長さ21mm品を追加し、ステント径2.25mmから4mm、長さ9mmから38mmまでの計54製品が揃っており、複雑な病変の治療も幅広くサポートします。
 テルモは、中長期成長戦略でDESの戦略的な展開を掲げています。今後、Tanseiに続く金属DESとして、ステントデザインなどを改良したUltimasterシリーズの販売を予定しており、DES全体の地域別市場シェアでは日本で1位を、欧州と新興国では倍増を目指しています。
 これからも、医療従事者に最適な治療の選択肢を提供し、患者さんのQOL向上に貢献してまいります。

Tanseiデリバリーシステム(先端とシャフト)を改良したUltimaster Tanseiイメージ図

参考:現行品「Ultimaster」(アルチマスター)の特徴

 アルチマスターは、血管内の通過性を向上させ、曲がった血管にも沿って留置しやすいように、ステントの素材としてコバルト合金を採用し、ステントデザインも工夫しています。
 また、ステント血栓症の発生率低減を目指して、コーティングの材料として生分解性ポリマーを採用するとともに、ポリマーと薬剤を血管組織に接する面にのみ塗布しています。

参考:ステントとは

 ステントは心臓の周りの細い血管(冠動脈)が狭窄したり、閉塞したりすることによって起きる狭心症、心筋梗塞などの治療に使用する埋め込み型の医療機器です。
 バルーンカテーテルで冠動脈を拡張した後、ステントを血管内に留置しますが、留置後に再び狭窄を起こすことがあるため、薬剤溶出型ステント(DES:Drug Eluting Stent)が多く使用されます。DESでは、留置後にステントに塗布した薬剤が徐々に周囲の組織に放出され、再狭窄の原因となる細胞増殖を抑制することが期待されています。

現行品Ultimasterイメージ図現行品Ultimasterイメージ図

薬剤溶出イメージ薬剤溶出イメージ

※1:CEマーク認証は適用されるEU指令(EU:欧州連合)の要件を当該製品が満たしていることを示すもので、医療機器を欧州で販売するためにはCEマーク認証を取得する必要があります。
※2:日本での承認内容は以下のとおりです。
販売名:アルチマスター
一般的名称:冠動脈ステント
医療機器承認番号:22700BZX00224

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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