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プレスリリース 2017

2017年02月16日

テルモ、超音波画像診断装置「ビジキューブ」と超音波カテーテル「アルタビュー」の本格販売を開始
―血管内超音波画像診断領域で国内トップシェアを狙う―

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、このたび、超音波画像診断装置「ビジキューブ」(VISICUBE)と血管内超音波カテーテル「アルタビュー」(AltaView)の本格販売を、全国の医療機関に向けて開始いたしました。今後、血管内超音波カテーテル製品群で売上約50億円、市場シェア4割超のトップシェアを目指します。
 ビジキューブとアルタビューは、血管内の様子を超音波で観察する血管内超音波検査(IVUS:Intravascular Ultrasound)に用いられます(脳血管を除く)。
 心臓に栄養を送る血管である冠動脈の閉塞や狭窄が発生した場合、バルーンカテーテルやステントという医療機器で血管を拡張する治療が行われます。この治療の際に血管内超音波検査を行うことで、狭窄箇所の様子を詳しく観察でき、病変にあった治療法や医療機器を選択できます。
 画像の高精細化、画像取得・処理の高速化、装置の軽量化、操作性の向上などにより、血管内超音波検査における準備・診断・読影などの時間を短縮して、より安全で効率的な治療への貢献を目指します。

VISICUBE循環器用超音波画像診断装置「ビジキューブ」
医療機器認証番号:227ABBZX00040

AltaView中心循環系血管内超音波カテーテル「アルタビュー」
医療機器承認番号:22800BZX00267

主な製品特長

①画像の高精細化
 血管内超音波検査では、冠動脈内に挿入したカテーテルの内部にあるセンサーから超音波を発信し、その反射によって血管内の様子を観察します。ビジキューブとアルタビューでは、高い周波数(60MHz)が選択可能になり、従来品(40MHz)と比較して、より鮮明な画像を得られるようになりました。

VCビジキューブとアルタビューによる画像

VWテルモ従来品による画像

②画像取得・処理の高速化
 血管内の画像を取得するためには、センサー部分が病変部を越えるまでカテーテルを進めた後、センサーをカテーテル内でゆっくりと引く操作がされます。ビジキューブでは、アルタビュー内のセンサーを最速毎秒9mmと従来品の約5~18倍で引くことができ、より迅速な検査につながります。また、取得したデータを再生する画像読出時間も従来の40秒から3~5秒になるなど、画像処理の高速化も図られました。

③装置の軽量化、操作性の向上
 ビジキューブの重量は約34kgで、従来品と比較して約4分の1の軽量化がされました。また、医療従事者の動きを観察して設計されたシンプルな操作パネルなど、取扱いを容易にするための工夫が施されています。

※狭窄(きょうさく):狭くなること
ビジキューブは上田日本無線株式会社の登録商標です。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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