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プレスリリース 2015

2015年10月08日

テルモの医療機器3製品がグッドデザイン賞受賞
-点滴器具、血栓吸引カテーテルなど-

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、このたび公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2015年度グッドデザイン賞」で、ニードルフリー輸液システム「シュアプラグAD」シリーズ、針刺し防止機構付き静脈留置針「サーフローV3」、血栓吸引カテーテル「エリミネートプラス」の3製品で受賞しました。

<受賞製品>
ニードルフリー輸液システム「シュアプラグAD」シリーズ

 入院中や手術後の患者さんは、輸液(点滴)を使った体調管理が必要となり、チューブなどの点滴器具を組み合わせて薬液を注入します。シュアプラグADは注射器や点滴器具を接続する際に専用アダプタは不要で、簡単かつ迅速に薬液を注入できる設計です。また、同製品の混注部は、薬剤の急速投与を可能にしつつ、微量投与にも対応できるよう、薬液滞留をなくすための独自に開発した構造を採用しています。

 

<審査委員の評価

 

キャップ付きの従来の混注ポートに比べて、①消毒しやすい構造で清潔性の管理がしやすい。②通常のシリンジタイプと同時にセンターがネジ構造のシリンジも同時に使用が可能。③混注ポート内が滞留しない構造を実現するなど、これまで改善が必要とされた複数の点を達成する、よく工夫された構造を持った、優れたデザインとして評価できる。

 

<受賞製品>
針刺し防止機構付き静脈留置針「サーフローV3」

 静脈留置針は点滴時に使用される注射針で、内針と呼ばれる金属針と、金属針を覆うようにプラスチック製のカテーテルで構成されています。血管に挿入した後に金属針を引き抜き、カテーテルを血管内に留置して点滴します。

 「サーフローV3」は、金属針を引き抜くだけで針全体をプラスチック製の筒で自動的にカバーする独自機構を持ち、針刺しリスクを低減するとともに、血液の飛散を防ぐことが期待されます。また弊社従来品では、金属針を抜いた後にカテーテルから血液が漏れないよう、血管を指で圧迫して一時止血する必要がありました。「サーフローV3」は、カテーテルの根元に止血弁と呼ばれる機構を持つため、止血の必要がありません。

 

<審査委員の評価

 点滴において、従来の留置針では針を穿刺後ラインに接続するまでの間、血管を圧迫して止血するため片手がふさがってしまうのに対して、サーフローV3では、止血弁を搭載することで血液漏れを防ぎ、安心して両手を使うことができることになった。また、針を引き抜くと自動的に針先が保護されるパッシブセーフティ機構が針全体をカバーし血液に触れるリスクを大幅に軽減した。これらの操作と処理を簡便に行うことができることが評価された。

 

<受賞製品>
血栓吸引カテーテル「エリミネートプラス」

 急性心筋梗塞では、心臓の組織に栄養を与える冠動脈に血栓といわれる血のかたまりが詰まった状態となり、血栓吸引カテーテルによって血栓を吸引除去する場合があります。エリミネートプラスは、狭くなったり、詰まった血管での通過性を向上させるため、カテーテル先端部を滑らかにする独自形状を施しています。また吸引性能も上げるため、内腔を広げるためのカテーテルの肉薄化も実現しています。

 

<審査委員の評価

 血栓の吸引力をアップさせるために、従来品と比較して、シャフト素材を肉薄化し、内腔を最大化しているのが効果的である。キンクによる吸引力の低下を抑えるためにブレードの線幅を拡げ、編込み数を多くした高密度ブレードを採用している点、血栓部位までの到達性を重視したタイプと吸引力を重視したタイプの2タイプを取り揃え、医療現場のニーズにより的確に応えようとしている点も適切である。さらに、前端の角度と径がより確実に血栓を吸引できることを意図した設計とされるなど、多くの点で工夫されており、優れたデザインであると評価できる。

 

 

 
 

※ 審査委員の評価等詳細は、グッドデザイン賞WEBサイト(http://www.g-mark.org/)に掲載されているものを引用しています。

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