文字サイズ

プレスリリース 2015

2015年09月25日

テルモ、米国で末梢動脈疾患治療用バルーンカテーテルを発売
カネカとの共同開発契約に基づく第一弾

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長 新宅祐太郎、以下「テルモ」)は、末梢動脈疾患の治療に使うPTAバルーンカテーテルMetacross RX(メタクロスRX)を米国で2015年10月に発売します。本製品は2013年4月に締結した株式会社カネカ (本社:大阪府大阪市、社長 角倉護、以下「カネカ」)との共同開発契約に基づく初めての開発品で、カネカが生産し、テルモが販売します。

PTA(Percutaneous Transluminal Angioplasty:経皮的経管的血管形成術)

 

身体への負担が少ない末梢血管のカテーテル治療

 

 末梢動脈疾患は、脚の動脈硬化などで、血管が狭くなり、血流が悪くなる病気で、高齢化や生活習慣病などにともない近年増加しています。

 PTAは、狭くなった血管を、直径1~2mm程度のカテーテルという医療用細管の先端につけたバルーン(風船)で押し広げる治療法です。従来の薬物治療や外科手術に加え、カテーテルやステントを用いた血管内治療は、患者さんの身体的負担が少ないことから、各国で普及しつつあります。

 

共同開発品も加えた幅広い製品ラインで末梢血管領域の治療に貢献

 

 テルモとカネカは、2013年4月に共同開発契約を締結し、単一の製品開発にとどまらず、治療用途・部位に応じたカテーテルの品揃えを目指しています。Metacross RXは、米国初となる0.035インチ(0.89mm)ガイドワイヤーに適合したRX(ラピッド・エクスチェンジ)型のPTAバルーンカテーテルで、高い病変通過性が期待されます。

カテーテルの先端部のみをガイドワイヤーが通る構造で、カテーテル交換を容易に行うことができます。

 

 テルモは、1985年に親水性ポリマーコーティングを施したガイドワイヤーを発売以降、心血管カテーテル領域をグローバルに拡大してきました。末梢血管領域においては、ステントはじめ、ガイドワイヤーやシースなど幅広い品種構成を展開しています。米国では本年6月にステントMisagoが、日本企業として初めて埋め込み型治療機器の承認を受け、販売を開始しています。

  今後も米国での製品ラインの拡大も図りながら、血管内治療分野の医療に貢献してまいります。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


Copyright (C) TERUMO CORPORATION, All Rights Reserved.