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プレスリリース 2014

2014年06月25日

安全な抗がん剤投与環境を目指して テルモ、薬剤曝露対策の閉鎖式抗がん剤投与システムに
点滴筒付バッグアクセスタイプを追加

テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、抗がん剤取り扱い業務時の曝露リスクの低減に寄与する抗がん剤投与システム「ケモセーフ」シリーズのひとつ、「ケモセーフインフュージョンセット」に、点滴筒付バッグアクセスを品ぞろえし、このほど全国の医療機関向けに販売を開始しました。

 

抗がん剤は、制がん作用がある反面、細胞毒性や発がん性を有するものも多く、抗がん剤を取り扱う人は薬剤曝露による健康上の危険性があります。薬剤の調製時や点滴セットの接続時など、抗がん剤投与時には、多くの場面で薬剤曝露が懸念されており、本年5月29日には、厚生労働省から都道府県および関連団体に「発がん性等を有する化学物質を含有する抗がん剤等に対するばく露防止対策について」※1という通知文書が出されています。

※1基安化発0529第2号(平成26年5月29日)

 

■ケモセーフについて

テルモでは閉鎖式の抗がん剤投与システム「ケモセーフ」シリーズを2010年から販売しています。抗がん剤の取り扱い業務には、薬剤を溶かし、点滴バッグに混ぜる「調剤」と、点滴による患者さんへの「投与」があります。これらの作業の各段階で、薬液の飛び跳ねや手指などへの接触を防ぐための様々な工夫が施されたシステムです。バイアルとの薬剤調製の他、投与から廃棄まで、薬液の漏れや飛び散りのリスクを低減します。

 

 

■テルモの抗がん剤への曝露防止への取り組み

テルモは抗がん剤投与において、製品開発にとどまらず、医療現場に安全な使用環境の確保に向けた適正使用の研修を提供しています。薬剤師や看護師を対象に、抗がん剤曝露の危険性と安全対策を知っていただくため、抗がん剤を模した蛍光塗料で曝露状況を確認するなど、独自の体験型研修を実施しています。作業上の安全性向上に留まらず、看護師が患者さんに向き合う時間の充実や化学療法室で働く人材の確保といったことも期待されます。がん患者数は今後もますます増加すると見込まれ、テルモは患者さんと医療従事者双方が安心できる治療環境の提案を通じて、化学療法をサポートしています。

 

 

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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