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プレスリリース 2013

2013年11月28日

テルモ、安全性を追求した植込み型薬液注入システム「DewX」を販売開始

テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅祐太郎)の100%出資の子会社であるテルモ・クリニカルサプライ株式会社は、抗がん剤の持続的投与や中心静脈栄養に用いられる植込み型薬液注入システム※1「DewX」(デュークス)を全国の医療機関向けに、12月より発売いたします。このシステムには、皮下に植込むポートの前胸部用、前腕・上腕用の2タイプがあり、2014年度に1億円の売上を目指します。

皮下にポートを植込むことによって、毎回、血管に直接針を刺さずに、薬液を投与できるため、痛みや血管の損傷の軽減が期待できます。このようなメリットから、近年は、がん治療における外来化学療法や在宅での中心静脈栄養の普及により、植込み型のポートの使用機会も増加しています。しかし、一方で、植込み時の誤穿刺やカテーテルの閉塞、感染などのトラブルも増加し、より安全なシステムへのニーズも高まってきています。
DewXは、安全な医療を提供するというコンセプトの下、植込み時や管理時に発生する医療事故や合併症のリスクを低減することを目指す設計にしました。

テルモグループは、安全な製品、安全な手技を広く普及し、患者さんにも医療従事者にもやさしい安全な医療に貢献していくことを目指します。また、医療費増大の要因となる医療事故や合併症を低減し、医療経済性の向上にも貢献してまいります。

300長期的使用注入用植込みポート

300植込み型薬液注入システム「DewX」

販売名:テルモ インプランタブルポートセット
医療機器承認番号:22500BZX00078
※ DewX(デュークス)はテルモ インプランタブルポートセットのペットネームです。

 

特長

  1. 誤穿刺のリスクを低減するため、超音波ガイド下でも針先が見えやすい超音波対応穿刺針を採用
  2. 空気塞栓のリスクを低減するため、空気の引き込みを防止する弁付シースを採用
  3. 血漿タンパク質の吸着を抑制し、それに起因した合併症のリスクを低減するため、血液適合性に優れたXコーティング※2をポート内面及びカテーテル内外面に採用
     

※1  植込み型薬液注入システム:
カテーテルを通じ、長期に渡り薬液を投与することを目的とした皮下植込み型の薬液注入システム。毎回、血管に直接針を刺す事がなくなるため、針を刺した時に生じる痛みや血管損傷の軽減が期待ができます。

 

※2 Xコーティング:
血液や血漿タンパクの吸着、変性を抑制し、血液の異物接触反応を抑えることを目的としたポリマーコーティング。テルモでは既に心臓手術に使う人工肺、血液回路製品に採用し、実績ある技術です。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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