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プレスリリース 2013

2013年03月01日

より細径化、低侵襲を追及 オクリュージョンマイクロバルーンカテーテル「ATTENDANT⊿」発売

テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)の100%出資の子会社であるテルモ・クリニカルサプライ株式会社は、血管内治療において、一時的な血管閉塞に用いるオクリュージョンマイクロバルーンカテーテル※1,2「ATTENDANT⊿」(アテンダントデルタ)を全国の医療機関向けに、3月4日より発売いたします。保険償還価格は、123,000円/本、2013年度に4億円の売上を目指します。
※1 オクリュージョンバルーンカテーテル:血流を一時的に遮断するために用いる先端に風船のついたカテーテル
※2 マイクロカテーテル:外径3.4Fr(1.13mm)以下の細いカテーテル

   

「ATTENDANT⊿」の特長 

カテーテル治療の技術の高まりによって、特に肝臓がんの治療法の一つである「肝動脈化学塞栓術」の分野においては、より末梢血管での閉塞が可能なオクリュージョンバルーンが求められています。今回発売する「ATTENDANT⊿」は、細く入り組んだ末梢血管内への優れた到達性を実現させるため、外径を1.0mm以下(当社従来品比約80%)と細くするとともに、当社のマイクロカテーテル「プログレート・シリーズ」で実績のある独自の親水性コーティングを採用しました。「ATTENDANT⊿」の発売で、より低侵襲的に血管深部でのカテーテル治療を行えることが期待されています。
 

<ご参考>肝動脈化学塞栓術
カテーテルを用いた肝臓がん治療のひとつが、肝動脈化学塞栓術(transcatheter arterial chemoembolization:TACE)です。TACEとは、血管にマイクロカテーテルを挿入して、肝臓の動脈からさらに腫瘍の近くまで、カテーテルを進め、抗がん剤や塞栓物質を注入して腫瘍を選択的に壊死させることを期待する治療方法です。
肝動脈化学塞栓術にオクリュージョンマイクロバルーンカテーテルを用いて、血管を一時的に閉塞させ、その結果起きる肝臓内の血流動態の変化を利用して、より効果的な抗がん剤や塞栓物質の注入を期待する新たな手法(Balloon occluded TACE:B-TACE)が検討されています。

 

「ATTENDANT⊿」イメージ写真

 

肝動脈化学塞栓術治療イメージ

販売名

アテンダント※「ATTENDANT⊿」、「アテンダントデルタ」はアテンダントのペットネームです。

一般的名称 中心循環系閉塞術用血管内カテーテル
使用目的 本品は、緊急止血、術中止血、血管塞栓術、薬液注入療法等を実施する際に血流を遮断することを目的に使用される。
医療機器承認番号 21600BZZ00269
製造販売業者 テルモ・クリニカルサプライ株式会社

 

 

 

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