文字サイズ

プレスリリース 2005年

2005.09.07
-薬剤取り違えなどの医療事故防止対策に-
テルモ、プレフィルドシリンジ(薬剤充填済み注射器)販売名称変更
 

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:高橋 晃)は、薬剤取り違えなどの医療事故防止対策の一環として、プレフィルドシリンジ(薬剤充填済み注射器)の糖・電解質液8品種と救命救急薬3品種を薬剤の一般的名称を付した販売名称に9月より順次変更いたします。

 医療機関の"ヒヤリ・ハット事例"では薬剤の名称や濃度の取り違えが報告されており、薬剤の識別性の向上は医療現場の要望となっています。また、厚生労働省医薬安全局長通知(医薬発第935号)「医療事故を防止するための医薬品の表示事項及び販売名称の取扱いについて」と、その通知に対する事務連絡に従い、このたび販売名称を「一般名+剤形+含量(または濃度)+製造会社名」に変更することとしました。

写真上:プレフィルドシリンジ製剤
写真下:製品ブリスター包装外観


■ 変更品種一覧


従来販売名 新販売名 分類
メディジェクトCa0.5モル 塩化カルシウム注20mEqシリンジ「テルモ」 塩化カルシウム液
メディジェクトG20 ブドウ糖注20%シリンジ「テルモ」 ブドウ糖注射液
メディジェクトG50 ブドウ糖注50%シリンジ「テルモ」
メディジェクトK KCL注20mEqシリンジ「テルモ」 塩化カリウム液
メディジェクトMg 硫酸マグネシウム注20mEqシリンジ「テルモ」 硫酸マグネシウム液
メディジェクトNa1モル 塩化ナトリウム注1モルシリンジ「テルモ」 塩化ナトリウム液
メディジェクトNa10% 塩化ナトリウム注10%シリンジ「テルモ」 塩化ナトリウム注射液
メディジェクトP リン酸2カリウム注20mEqシリンジ「テルモ」 リン酸二カリウム液
アトクイック0.05%注シリンジ アトロピン注0.05%シリンジ「テルモ」 硫酸アトロピン注射液
エピクイック0.1%注シリンジ エピネフリン注0.1%シリンジ「テルモ」 エピネフリン注射液
静注用2%リドクイックシリンジ リドカイン静注用2%シリンジ「テルモ」 リドカイン注射液
※メディジェクトは医薬品の商標です

MEMO:プレフィルドシリンジ(薬剤充填済み注射器)とは 注射剤の容器にはガラスアンプルやバイアルなどが多く使われています。患者さまへの注射や、他の薬剤に配合する際は、容器からシリンジ(注射器)に吸引・溶解しなければなりません。初めからシリンジに薬剤を詰めておけば、アンプルによるガラス片の混入や、外気からの細菌汚染などのリスク軽減に役立ちます。また、薬剤の吸引、容器への薬剤名の記入が不要となり、作業面でも効率的です。

 テルモは、国内における医療機関のシリンジ市場で約70%のシェアを有する注射器のトップメーカーです。シリンジの素材・成形技術を活かし、1999年に国内で初めてプラスチック製のプレフィルドシリンジを発売しました。今後もより医療現場で求められているプレフィルドシリンジを、自社開発や製薬会社との提携、製造受託など幅広く検討し、展開を図ります。

 


テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


Copyright (C) TERUMO CORPORATION, All Rights Reserved.