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プレスリリース 2004年

2004.11.10
簡便な操作で血管縫合を実現
血管縫合システム「パークローズ AT」新発売
 

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、狭心症や心筋梗塞などの治療法である経皮的冠動脈形成術(PTCA)に用いる血管縫合システム「パークローズ AT」を11月11日より、全国の医療機関向けに発売いたします。希望小売価格(保険償還価格)は31,000円/本。発売後1年間の売上目標は1.5億円です。

 心臓の冠動脈が狭さくしたり閉塞したことによって起こる心筋梗塞の治療には、バイパス手術や大腿部などの血管からカテーテルを挿入して治療するPTCAなどがあります。PTCAは傷口が小さくてすむ低侵襲治療ではありますが、カテーテルを挿入するために動脈を穿刺する必要があります。
「パークローズ AT」は、大腿部の動脈からカテーテルを挿入したときに、治療後の穿刺部の傷口を簡便な操作で血管縫合して止血する医療器具です。通常の用手圧迫止血法(傷口を手で押さえて圧迫することで止血する方法)に比べ、より早く止血を行うことができるので、止血時間が短く、患者様の苦痛をやわらげることができます。

*今回発売する血管縫合システム「パークローズ AT」は、米国の医療機器メーカー Abbott Vascular Devices(アボットバスキュラーディバイス社:米国 カリフォルニア州)の商品です。テルモはAbbott Vascular Devicesと日本における当製品の販売権を取得しております。
 PTCAとは、心臓の冠動脈の狭さくや閉塞した病変部を、カテーテルと呼ばれる直径1mm程度のチューブの先端につけたバルーン(風船)で押し広げる治療法で、通常、カテーテルは大腿・手首付近の血管から挿入します。

■「パークローズ AT」の特長


  1. 簡便な操作で血管縫合
  2. 結び目が予めセットされているため、穿刺部の傷口を簡便な操作で血管縫合することができます。

  3. 止血時間が短い
  4. 傷口を糸で縫合するため、用手圧迫止血法に比べ、より早く止血を行うことができます。

 テルモは、血管縫合システムを発売することにより、既に発売している穿刺器具からPTCA拡張用カテーテル、ガイドワイヤー、ガイディングカテーテルまで、PTCAに使用される医療器具をトータルで提供してまいります。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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