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プレスリリース 2004年

2004.4. 6
心血管の治療器具コロナリーステントシステム
テルモ、新型ステント「ツナミ」を日本で発売
 

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:和地 孝)は心筋梗塞や狭心症などの治療に使う新型コロナリーステントシステム「ツナミ」を、日本の医療機関向けに4月6日から発売します。希望小売価格(特定保険医療材料 保険償還価格)318,000円/本で、2004年度の販売目標は約25億円です。

 心筋梗塞や狭心症など、心臓の冠動脈が狭くなり、詰まった場合、カテーテルと呼ばれる細い管の先端につけた風船(バルーン)で血管を拡張するPTCA(経皮的冠動脈形成術)が施術されます。しかしPTCAだけでは広げた血管が再び狭くなる再狭窄が6ヵ月後、約40%の血管に発症すると報告されています。
コロナリーステントはバルーンで押し広げた血管の内腔を保持する、直径約3mmの筒状の金網です。ステントによって再狭窄率は20%程度に減らすことが可能となっており、国内で毎年10万人以上の患者様にステントによる治療が施されています。

テルモは2001年からヨーロッパ、アジア各国でステント「Tsunami」の販売を開始しています。これら地域の数カ国の多施設共同で、100名の患者様に「Tsunami」の市販後臨床試験(試験名:TESTER)を実施しました。この結果、6ヵ月後の再狭窄率は13.8%であったと報告されています。


■コロナリーステント「ツナミ」の特長


  1. 柔軟性と強い保持力
  2.  厚さ80μmに加工したステントのデザインは、6つの菱形を直列し、列を2本の架橋で連結させる「Duo-link構造」を採用。血管に与えるストレスを軽減し、曲がりくねった血管の病変部にも柔軟に拡張しフィットします。また、強い保持力で血管の内腔を保ちつづけることが期待できます。

  3. 湾曲・屈曲した血管を通りやすく
  4.  蛇行した血管内をスムーズに目的部位まで挿入しやすいよう、ステントをバルーン上にコンパクトに装着しました。拡張前のステントを、狭くなっている血管内でもスムーズに通過させることが期待できます。

(販売名:ツナミ 医療用具承認番号:21600BZZ00140) 

 テルモは心臓血管領域で、既に発売しているPTCA用拡張カテーテル「Ryujin」「Seiryu」など操作性を高度に追求した新しいカテーテルの開発に加え、ステントの領域でも患者様の健康に貢献できる医療機器の開発を進めていきます。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。


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