テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:高橋 晃)は、先端がわずか0.2ミリ(33ゲージ)の世界一細い*インスリン用注射針「ナノパス33」(販売名:「マイクロテーパー針」)を7月1日より全国の医療機関向けに順次出荷を開始いたします。患者様がお使いになれるのは8月以降になる見込みです。希望小売価格は2,100円/70本入です。
糖尿病は、病状により、体内の血糖コントロールを行うホルモンであるインスリンの分泌が不足する場合があります。この場合、インスリン製剤を1日に数回自己注射をおこない、血糖コントロールを行うことが必要です。インスリン自己注射療法を行うのは主に1型糖尿病の方に多く、国内でも約60万人*います。しかしながら多くの方がインスリン治療を開始するときに、針の痛さや怖さに抵抗感を持たれているのが現状です。
「ナノパス33」は先端がわずか0.2ミリ(33ゲージ)で、従来一般的に使われているインスリン用注射針0.25ミリ(31ゲージ)と比べ、およそ20%も細くなりました*。これにより患者様の注射の際の痛みを軽減することが期待できます。また、従来の針の構造では細くするにつれて注入抵抗が高くなり、注入しにくくなりますが、世界初*の外径・内径をダブルテーパー構造にすることで、薬液を注入する際の抵抗を抑えることにも実現しました。
*当社調べ
なお、「ナノパス33」は、プレス加工技術で世界的に有名な岡野工業株式会社との共同開発です。
■製品写真

■断面イラスト

■太さの比較
左より27ゲージ(0.4ミリ)、31ゲージ(0.25ミリ)、33ゲージ(0.2ミリ)

- ※27ゲージは予防接種などに使われる針の太さです
- ※ナノパス33はマイクロテーパー針のペットネームです
医療機器承認番号21500BZZ00189
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