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株主・投資家の皆様

トップメッセージ

攻めと守りの両面で総合力を発揮して「日本発のグローバル企業」として飛躍する

株主の皆様には、日頃よりテルモグループの事業活動にご理解、ご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

当社は急増する世界需要に対応すべく、グローバルオペレーションの強化を経営の最重要課題の一つととらえて、インフラの拡充と生産拠点の最適化を進めています。事業本部のある日米を中心とした先進国に生産機能と開発機能を持ったマザー工場を構える一方、生産コストの低減を目的に労働集約型工場をアジアや中南米へシフトさせています。さらに、中国やインドのような潜在的な巨大市場においては、将来の製品国産化に向けた動きに対応して、「現地生産」の検討を開始しました。

地域戦略は、今まで以上にきめ細かく展開することが、成長ポテンシャルを現実化していくカギになります。中国では「現地化戦略」の一環として、汎用医療機器最大手のウェイガオ社と2012年に結んだ戦略的提携の成果が具体化しつつあります。合弁会社が腹膜透析液の製造販売承認を取得し、2019年3月期中に販売を開始する予定です。これまでに培ったテルモの技術と日本での販売ノウハウを活用して、今後は中国の透析医療に貢献してまいります。

日本では国内成長力の底上げを図る取り組みとして、全社一丸のプロジェクト「スクラム」を始動しました。国内市場における成長のカギは、攻めと守りの両面でテルモの総合力を発揮することです。“人生100年時代”を迎える日本の医療現場には、日々新しいニーズが生まれています。そうした変化を事業機会に結び付けて、より付加価値の高いサービスや製品を提供してまいります。

グローバルレベルでの人材活用も重要なテーマです。現在、テルモグループには23,000名を超えるアソシエイトが在籍しており、グローバル規模の事業進展に伴って多様な人材の活用機会が増大しています。今年度からテルモとして初めて、ワールドワイドなグローバル人材戦略を担うCHRO※を新設しました。さらに地域や組織を超えた積極的な人材登用を実施し、さらなる組織活性化に挑戦していきます。今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2018年12月

※ Chief Human Resource Officer (チーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー)

310 代表取締役社長 CEO
佐藤 慎次郎


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