


高血圧はCKDの大きな危険因子です。腎機能が低下すれば体内の塩分バランスが崩れて血圧が上がりますし、血圧が上がれば腎臓が障害されて腎機能はさらに低下するというように、高血圧とCKDは悪循環をおよぼしあいます。腎不全はもちろん、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患にならないためにも、CKDを予防し、進展を遅らせる必要があり、そのためには血圧の管理が重要になります。CKDの人には、CKDでない人よりも厳しい目標値が、尿たんぱくが1g/日以上ある人では、さらに厳しい目標値が設定されています。

病院で測る外来血圧と家で測る家庭血圧には差があり、家で測るほうが低めに出るといわれています。したがって、家庭では、上の表よりも低めに管理しましょう。また、夜間高血圧や早朝高血圧はCKDを悪化させる原因になりますが、これらは外来血圧を測定しているだけでは見つかりません。ふだんから家庭でも血圧を測る習慣をつけ、きちんと血圧を管理しましょう。
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