


腎臓の機能を表す指標として、血清クレアチニン値をもとに糸球体濾過量を推定した推算GFR(eGFR)が用いられます。GFRは糸球体が1分間にどれくらいの血液を濾過して尿を作れるかを示す値です。健康な人では、GFRは100mL/分/1.73m2前後ですが、たんぱく尿などの腎障害がなくとも、60mL/分/1.73m2未満が持続していればCKDと診断されます。さらにGFRが低下するとCKDの重症度(病期)が進み、透析や心臓病などの心血管疾患の危険が高まります。末期慢性腎不全・透析では15mL/分/1.73m2未満になります。しかし、GFRが90mL/分/1.73m2以上であっても、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙習慣などのCKDになりやすい危険因子を持っている人はハイリスク群であり、注意が必要です。

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