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家庭での尿検査のすすめ

家庭での尿チェックのすすめ

食生活の欧米化、過食や運動不足による肥満から糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病が増加しています。これらの病気は長い間に腎臓にも悪影響を及ぼし、進行すると慢性腎不全にいたり透析療法や腎移植を受けなければならなくなります。透析療法を受けている患者さんは23万人を超え、年々約1万人も増え続けています。中でも、糖尿病や高血圧による割合が増加しています。腎臓病の多くは自覚症状のないまま慢性的に進行し、症状が出たときには腎臓の働きが90%以上低下しており、かなり進んだ状態になっていることが少なくありません。腎臓病にならないためには、生活改善を含め生活習慣病の予防や管理が大変重要になります。自覚症状の乏しい糖尿病や腎臓病を早期に発見するために、ぜひ習慣にしていただきたいのが尿試験紙による尿チェックです。薬局などで販売している尿試験紙を用いれば簡単に自分でチェックできます。定期的に尿チェックを行いコンスタントに陽性が出るようなら、お医者さんに受診されることをお勧めします。

尿はどうして大切なの?

腎臓の働き

“肝腎”といわれるように腎臓は非常に重要な臓器です。

腎臓は尿をつくることによって、からだの中の環境を調節し、栄養素がエネルギーとして使われたあとにできる老廃物をからだの外に出します。尿として1日1~1.5リットルほど排出されます。また、血液の酸性やアルカリ性の調節を行い、赤血球をつくるホルモンや骨を強くするホルモン、血圧を調節するホルモンを分泌しています。腎臓の機能が低下すると、尿毒症や高血圧、貧血などさまざまな障害がでてきます。


尿チェックでわかることは?

定期的に尿チェックを行うことで、尿糖や尿たん白、血尿(潜血)の存在がわかり糖尿病や腎臓病などを早期に発見することができます。

尿糖尿中にブドウ糖(尿糖)が出ると、糖尿病が疑われます。
尿たん白正常でも発熱・運動で出ますが、それ以外のときは腎臓病が疑われます。
尿潜血尿中に血液が含まれていると、腎臓や膀胱など尿路の異常が考えられます。

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