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血圧の話

普段着の血圧測定 知っていますか?血圧のあんなコト、こんなコト

家庭血圧はどうやって測るの?

測る時、以下の姿勢をよく守ってください。

イスや正座やあぐらなど、日常の座った姿勢で、1~2分安静にした後、上腕(肘関節より上)に腕帯をピッタリと巻きます。

また測る腕の高さが心臓の高さ(乳頭の位置)になるようにして下さい。心臓の右心房の位置が正しいのですが、よくわからない場合は医師や薬剤師に尋ねてください。

コラム~アルコールと血圧の関わり

欧米やわが国の研究では、慢性的な飲酒は血圧上昇の原因の一つとなることが報告されています。その程度はアルコール10ml当たり約1mmHgと考えられます。つまり、慢性的に飲酒をしている人が、アルコール分5%のビールを500mlのジョッキで飲めば、2.5mmHg血圧が上昇する可能性があるのです。また、大量の飲酒は治療抵抗性高血圧の一因ともなります。

一方、慢性の飲酒は夜間血圧の低下と日中血圧の上昇をもたらしますが、24時間平均血圧への影響はあまり見られません。しかし、早朝においては、アルコールの昇圧作用により血圧はさらに上昇します。また、毎日2合以上の飲酒をする人は、飲まない人に比べ高血圧者の割合が3~4倍あることもわかっています。特別な場合以外は禁酒まですることはありませんが、高血圧を防ぐために大量の慢性飲酒は制限する必要があります。

家庭血圧を測ると、どんなメリットがありますか?

脳や心臓の疾患をひきおこす、高血圧を予防する第一歩です。

最近の調査で、30代に高血圧の方が増えていることがわかりました。その原因として、40代~50代の方にくらべて医療機関にかかる比率が低いことがあげられます。

最近の高血圧の傾向として、脳出血につながる重症高血圧は減っているものの、軽症高血圧が増え、長年の間に動脈硬化をおこして、脳梗塞(のうこうそく)や心筋梗塞(しんきんこうそく)で倒れる人が増えています。

また、このような高血圧をそのままにしておくと、脳内にラクナ梗塞といって、血液の固まりが増えてきてアルツハイマー病になると言われています。

多忙な毎日を送っている30代では、「医療機関に行く時間なんかない」といわれる方が多いと思います。家庭血圧測定を習慣にすることで、高血圧の原因となる生活習慣の改善に努め、薬をきちんと飲み、定期的に通院するなど、医師や薬剤師と協力して血圧をコントロールする意欲がわくのです。

ですから、血圧を毎日気軽に測れるよう、血圧計はリビングにおいてください。家庭血圧測定を、健康なくらしを続けるための新しい習慣にしていただくようお願いします。


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