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一般のお客様向け情報




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健康ガイド

栄養のはなし

4.栄養をとるには

口から食べることの意義

口から食べることは、一見アタリマエのことのようですが、大切なことです。

  • 最も自然な補給法です。
  • 「食べる喜び」や口腔・舌への刺激が吸収・代謝によい影響を与えます。
  • 食欲が満たされ、満足感が得られます。

食事をするときは・・・・

  • できるだけ多くの種類の食品をとるようにしましょう。
  • ゆっくりあわてずに食べましょう。
  • 見て楽しみながら食べるのも食欲を増す一つの方法です。
  • 一家団らんで楽しい話をしながら・・・・

こんな場合(1)「うまく食べられない場合」

  • 口腔内に障害がある
    • 歯の治療などで
    • 歯のかみあわせが悪い人
    • 口腔内を手術した人
    • 口内炎がある人
    • まひがある人
    • 飲み込みがうまくできない人
  • 寝たきりの状態でかむ力が低下している人
  • 水分をとるとむせる人

こうした方には、切れやすいもの、のみこみやすいもの、やわらかいものなどを選び、工夫して食べましょう。

【食べやすい食事の例】

ゼリー、まぐろのたたき、卵豆腐、茶碗蒸し、ムース、液状のもの(ピューレ状、ポタージュ状、マッシュ状)

【食べにくいもの】

ナッツ類、揚げもの、こんにゃく、みそ汁、生野菜、わかめ

こんな場合(2)「食事内容に制限がある場合」

【高血圧、動脈硬化、心臓病】

それぞれ細かい食事療法が必要ですが、少なくとも食べ過ぎないこと、栄養素のバランスのためにいろいろな食品をとること、そして薄味にして、あまり油っこい料理にしないように気をつけましょう。

【肥満、糖尿病、高脂血症】

腹八分に食べ、甘いもの、油っこいものを食べ過ぎないこと、特に間食の菓子の取り方には十分に注意が必要です。

【貧血】

栄養状態が良くないことが長く続くと、貧血もしばしばみられます。鉄分の多い食品はもちろんですが、鉄の吸収をよくする肉類、魚介類などの良質な蛋白質食品と新鮮な野菜、果物などを積極的に摂取するように心がけましょう。

【便秘、下痢】

便秘しがちな場合は、食物繊維の多い穀類、野菜、いも、海藻、きのこ、コンニャクなどを十分にとって下さい。また腸の機能を亢進するために運動をすることも大切です。出歩くことが難しければ室内での体操やマッサージでも効果はあります。下痢しがちの場合は食物繊維が少なく消化の良い食品をとり、刺激性のあるものは控えましょう。

噛めない・・・飲み込めない・・・口から食べられない・・・

噛めない・・・飲み込めない・・・

体の状態や回復の程度に合わせて食事の形をかえていきます。
例えば・・・
ミキサーですりつぶして噛まなくてもそのままのみこめる
煮物などやわらかく調理して舌の上でつぶせる
とろみをつけてむせずに飲み込める

食べやすいものから徐々に普通の食事に近づけていきます。
市販の栄養調整食にも使いやすいものがあります。

【とろみをつけるには】

かたくり粉・寒天・ゼラチンなどを使って調理します。
また、混ぜるだけで手軽にとろみがつけられる増粘剤・ゲル化剤も市販されています。
医師・栄養士に相談してみましょう。

口から食べられないときは・・・

食べられない時でも栄養をとることはできます。
2つの方法があります。胃や腸を利用する経管栄養法と血管から投与する静脈栄養法です。

経管栄養法のこと

食事を十分に食べられないときチューブを用いて、経腸栄養剤を胃や腸に直接送る方法として開発されてきました。

経腸栄養剤のこと

  • 半消化態栄養剤・食品
    広く商品化されておりほとんどが液状のもので、口から飲んでも味の良いものが多いです。
  • 消化態栄養剤
    配合成分は消化を必要としません。
    吸収速度が速いのが特徴です。
  • 成分栄養剤
    すべての成分が化学的に明らかなもので構成されています。

栄養調整食のこと

こんな時は・・・?

  • いろいろ気をつけているけれど栄養が十分にとれない・・・
  • なかなか太れない・・・
  • 栄養のバランスが悪いような気がする・・・

栄養調整食を合わせて使うのも一つの手です。

濃厚流動食品のこと

栄養調整食(液状)のこと

こんな時は・・・?

噛めない 飲み込みにくい  消化の良いものをとりたい

通常の食べ物をミキサーにかけて流動食にすれば良い

しかし、
味が悪くなり、食べられない 流動性が悪い 量が多くなる 衛生管理が難しい

そこで、
食卓に並んでいるものの良い部分をとって飲みやすく加工

これが栄養調整食(液状)です。
高カロリー栄養食、濃厚流動食ともいわれています。

濃厚流動食品(液状・ゼリータイプ)の特徴

  • 栄養素がバランスよく配合されています。
  • 不足しやすいビタミン・微量ミネラルなどが豊富に含まれています。
  • 味の種類も豊富です。
  • 通常、1mLあたり1キロカロリーに調整されています。
  • 1mLが1.5~2.0キロカロリーのものもあり、より少量で高エネルギーをとりたいときに使います。
  • 噛めない・飲み込みにくい方でも使えるよう半固形やゼリー状のもの、また腎臓病などのようにたん白質やカリウム・リンなどを制限するといった特別な栄養を必要とする方のためのものもあります。

このような方におすすめです。

液体ゼリータイプなど、目的に合わせて使い分けて下さい。